U-25 kansai pitch contest vol.0

日 時 2018/11/14 16:00~20:00

主 催 株式会社MJE

共 催 大阪商工会議所

後 援 大阪府・大阪市

2018/11/14「U-25 kansai pitch contestvol.0 関西若手起業家ピッチコンテスト」が開催されました。

登壇者

株式会社ベイト 代表取締役社長 入江翔梧 氏

#チケット投資型クライドファンディング

華やかに見えるスポーツ界も大金を手に入れられるのはスターといわれるトップ層だけ。プロ活動をしている層は飽和状態で、マイナーチームやマイナー競技の選手は「別で仕事をしながら競技を行っている」というのが現状。そこで生まれたのが、ブロックチェーンを用いたチケット投資型クライドファンディングの考え方。投資を受けたいチームやコーチが資金調達する、そして、投機的な仕組みからユーザーもリターンが楽しめ、また、クラウドファンディングにとって大切なコミュニティも形成できることでムーブメントが発生すると考えています。将来性の高い選手にお金が集まりやすい仕組みなのです。

DANDELION デザイン事務所代表 太田有紀 氏

#男性の自信を養成するサービス「MOTECHAW」

男性の自信を養成するサービス「MOTECHAW(モテチャウ)」は、「ファッションに興味はあるけれど実際には動けない」という男性のために、女性レビュワーが情報を与えてくれる、というサービス。無料のライブコマースサービスと有料の個別コンシェルジュサービスとなっており、女性レビュワーとしてアパレル店員やインフルエンサー、地下アイドルなどを想定しています。

ロータスルート 代表 田中彰彦 氏

#子育てママのマッチングサービス「SUKIMAMA」

「SUKIMAMA(スキママ)」とは、育児ノウハウを持ったベテランママと新米ママ(育児初心者であり育児に対して悩みがあるママ)をWeb上でマッチングさせ、身近なリアルな場所で解決するサービス。「習い事をしたいと思っても時間がない」「大変、どうしよう…と思っても悩む時間すらない」。ママ達には「自由な時間がない」ことが課題だと感じました。実際に、出産後に習い事を始めたママが多く、その習い事が息抜きやリフレッシュになり、0~1歳の子供を持つママの7割がリフレッシュになっていると答えています。また、スキルを学ぶだけではなく、相談ができる場所を御止めている人が約8割もいました。習い事がそのまま家事力のアップにもつながります。

株式会社BugMo 共同創業者 西本楓 氏

#食用昆虫の養殖 #昆虫食の商品の開発

今の畜産システムのままでは、2030年には需要と供給のバランスが崩れ、たんぱく質危機に陥ってしまうと言われており、現在、培養肉や大豆ミートなどの代替たんぱく質の需要が急激に高まっています。そこで目をつけたのが“昆虫食“。一見ゲテモノのように感じるが、昆虫食には「誰でもどこでも作れる栄養ということ」「環境にやさしい」というメリットがあり、「だれも傷つけない食の生産システムである」と西本氏は考えています。アフリカや東南アジアに提携農場を作り、昆虫の中でもコオロギを養殖して、日本へ輸入し、日本で商品開発・消費するビジネスモデルを進めている。

株式会社To22 代表取締役社長 野間康平 氏

#学生エンジニア同士のプラットフォーム「geek town」

同じ大学内のエンジニアをマッチングさせるサービス「geek town(ギークタウン)」。他のCtoCスキルシェアと比較すると、オンライン上では出品者が期待値を調整できないのに対して、geek townは学校内で直接会って依頼者と出品者の両者合意で仕事を引き受けるので、期待値の調整ができることが一番の魅力です。はじめは大学生同士のマッチングでマネタイズをしますが、ゆくゆくは大学生とベンチャー企業とのマッチング、エンジニアの教育者として大学生エンジニアを地方の学校などに派遣する予定。

株式会社リンクハック 代表取締役 花谷燿平 氏

#今空いている飲み屋をすぐに探せるアプリ「LET'S Drink」

ユーザーはアプリを開くと、位置情報や検索条件をもとに、マッチするお店がアプリから推薦されるため、素早く最適なお店を見つけることが可能となります。この際、お店側は好きな時に『タイムサービス情報』や『空席状況』更新することができます。するとそのお店が優先的にユーザーに推薦されるようになるため、オンデマンドに集客することが可能となります。また、これによりユーザーも『おトクな』『すぐに入店できる』お店がサクッと見つかるようになります。このようなサービスで、ユーザーの検索予約、飲食店側の集客における課題の解決を図るのがLET'S Drinkです。

Connect 代表 平塚智博 氏

#発達障害者の支援者のためのBIツール「Connect」

発達障害の子ども向けに支援を行う施設では、発達障害の支援に関して免許・資格等を持っていないスタッフが6割近く、より質の高い支援をしようと思っても、専門的な人材確保に関して困っている、もしくは専門性すらない、という施設が99%にも上ります。大きな課題としては専門性を持った人材が少ないことが挙げられるが、そこをシステムで担えないかと平塚氏は考えました。施設での課題や解決策を紙ベースで管理しているところを効率化、またデータの収集をしてテストマーケティングをする予定です。

Lish代表 洪泰英 氏

#アイドルとの1分間のビデオ電話権のオークション販売サービス

昨今のアイドルファンの熱狂度合いはすさまじいものです。しかし、熱狂的なファン心理には「アイドルには会えないし、CDたくさん買っても握手券は当たらない…」といった不満があると考え、アイドルをはじめ、有名人との時間を1分単位でオークション販売することを、この不満の解決策として提案。今後も拡大が予想されるアイドル市場を中心に、富裕層や熱狂的なファンなどへターゲットを設定して展開をし、将来的にはビデオ電話ではなくMRでの時間提供を視野に入れている。

※50音順

審査員

インキュベイトファンド株式会社 Associate 日下部竜 氏
株式会社近畿大阪銀行 執行役員 猪原理生 氏
KLab Venture Pertners株式会社 キャピタリスト 萩谷聡 氏
株式会社ジャフコ 関西支社 支社長 高原瑞紀 氏
株式会社日本クラウドキャピタル 取締役 松田悠介 氏
ハックベンチャーズ株式会社 パートナー 古林大輔 氏
フューチャーベンチャーキャピタル株式会社 投資創生部投資第2課 本田哲也 氏
マネックスベンチャーズ株式会社 ディレクター 石川誉 氏
株式会社りそな銀行 ビジネスプラザおおさか 所長 川辺篤 氏
りそなキャピタル株式会社 投資第二部 部長代理 森達彦 氏

※50音順

特別審査員

(特別審査員からは企業賞あり)

伊藤忠商事株式会社 開発・調査部 関西開発調査室 光信博雄 氏
ABCドリームベンチャーズ株式会社 ファンドマネージャー 上田昭博 氏
近鉄ベンチャーパートナーズ株式会社 代表取締役社長 藤田一人 氏
コクヨ株式会社 会長室長 太田晴規 氏
株式会社セールスフォース・ドットコム スタートアップ戦略部 冨田阿里 氏
合同会社DMM.com 経営企画 室長 市村昭宏
株式会社博報堂 関西支社 関西支社 ビジネス開発一部 部長 亥角稔久 氏
阪急阪神不動産株式会社 開発事業本部 都市マネジメント事業部 二川健吾 氏

※50音順

入賞者紹介

最優秀賞

BugMo・西本楓 氏

優秀賞

Connect・平塚智博氏

企業賞

伊藤忠商事賞

BugMo・西本楓 氏

ABCドリームベンチャーズ賞

BugMo・西本楓 氏

近鉄ベンチャーパートナーズ賞

リンクハック・花谷燿平 氏

コクヨ賞

BugMo・西本楓 氏

セールスフォース・ドットコム賞

Connect・平塚智博 氏

DMM.com賞

To22・野間康平、BugMo・西本楓 氏

博報堂賞

BugMo・西本楓 氏

阪急阪神不動産賞

ロータスルート・田中彰彦 氏

トークセッション

8名の多種多様な若手起業家のピッチプレゼンが終了したあとは、審査員数名によるトークセッションです。

トークテーマ

若手起業家×資金調達

トークセッション登壇者

合同会社DMM.com 経営企画室 室長
市村昭宏 氏

慶応義塾大学経済学部、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科を卒業。2011年5月にLive Styles株式会社を創業。2015年にDMMグループに参画。

株式会社ジャフコ 関西支社 支社長
高原瑞紀 氏

大阪府出身/同志社大学卒業、2010年、当社入社。中部支社で8年間、東海・北陸エリアのスタートアップを対象とした投資育成業務に従事する他、ファンドレイズにも関与。株式上場・M&A双方のEXITの経験を有する。2018年3月から現職。

株式会社セールスフォース・ドットコム スタートアップ戦略部
冨田阿里 氏

神戸大学卒業後、インテリジェンス入社。スタートアップの採用支援と新規事業開発に従事。2016年セールスフォース・ドットコムに入社。2017年にスタートアップ戦略部を立ち上げ、B2B SaaSのスタートアップ向けの企画を行う。同時にNPO法人でEdtech事業を立上げ、2018年に経産省グローバル起業家等育成プログラムにも採択され、プロダクト開発中。

KLab Venture Partners ベンチャーキャピタリスト
荻谷聡 氏

東北大学大学院理学研究科修了。在学中は自身でwebサービスを立ち上げ、運営。2013年KLab株式会社に入社後はゲーム事業部にてモバイルゲームの運用、新規ネイティブゲームの立ち上げに企画として従事。2015年4月よりKLab Venturesに参画し、複数の投資先ベンチャーの支援を実施。2015年10月にKVPに参画。

※50音順

noteでもイベントのレポートを読むことができます

プレゼン編:https://note.mu/billageosaka/n/n7da0ecee790a

トークセッション編:https://note.mu/billageosaka/n/na8063e747c7b

結果発表編:https://note.mu/billageosaka/n/nd92206e411ab

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